2013-07-16

SF映画: 両棲人間

ver.1.0 2013-07-16

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タイトル: 両棲人間
原題: Человек-амфибия
原作者: アレクサンドル・ベリャーエフ
ジャンル: SF
映画の公開年: 1961年
日本での公開年: 2013年3月16日
収録時間: 93分
種別: DVD
輸入/販売元: 株式会社アイ・ヴィー・シー
発売日: 2003年5月25日
価格: 4939円(税込) 実売4000円前後
備考1: 白黒の原盤フィルムを修復、カラー化、デジタル化、5.1chサラウンド化


あらすじ
港では両棲人間が現れるという噂が流れている。年老いた貧乏な父親のために若く美しい娘が金持ちで美男の船長と婚約しているが、娘はその船長のことが嫌いであった。とうとう娘は船から海に飛び込んで岸を目指して泳いで行くが鮫に襲われる。たくさんいる船乗りたちは両棲人間を怖がり助けに行かないが、船長が一人でボートで助けに行く。溺れて海に沈みゆく娘。そのとき両棲人間が現れ鮫を殺して娘を助け船長のボートに乗せる。実は両棲人間は若い美男の青年であった。両棲人間の青年は娘に一目惚れして町へ娘を探しに行く。


いきさつと感想
前回の記事の「ドウエル教授の首」と同じ原作者だったため同時にDVDを買いました。
内容を確かめずに買ったのですが、結果的に大当たりでした。
原作のロシアの古典SF小説は1928年作で、映画は1961年公開です。
ロシア映画ですが映画の舞台はメキシコのようです。
この映画「両棲人間」はたっぷりと予算を使った作品です。
海中のシーンの音楽はおそらくテルミンまたは初期のシンセサイザーとオーケストラを使っていて美しいです。
SFっぽい部分は海洋研究所が出てくるだけで、大部分は演劇的な場面もある古い洋画です。
映像は幻想的で素晴らしいです。埋もれた名作です。
興味がある人はDVDを買うことをお勧めします。
amazonのレビューでは序盤の10分ほどが字幕が遅れて表示されたとありますが、正常に再生できます。


ヒロイン役のアナスタシア・ヴェルチンスカヤは女優としてデビューしたばかりで17歳です(現在は70歳で俳優を引退しています)。

■YouTube, Anastasiya Vertinskaya Kyu Sakamoto
詳しくはわかりませんが、これはアナスタシア・ヴェルチンスカヤが20~30歳くらいの時の映像です。坂本九のTV番組に出演した時の映像ですね。


■YouTube, По небу по синему Фото Анастасия Вертинская в к/ф Человек-амфибия - Наталия Муравьева Russian Song
こちらは17歳の時の「両棲人間」のシーンが大部分です。
歌はNatalia Muravyevaと書いてありました。



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